こっこさん〔こうの史代〕
小学生の“やよい”が、ある日の帰り道で出会ったのはにわとりの“こっこさん”。
こっこさんとのとの毎日はとっても楽しくてとってもこわい!?
一人と一羽のなんてことない幸せな日々を描いた今年一番のスローライフコミック。
読んでいて懐かしい気持ちになる漫画でしたね。
そのせいか、小学校の時にあった飼育小屋の臭気まで甦ってきました。不思議な漫画だわ。
ページ右下にある“たまごが先か?ニワトリが先か?”なパラパラ漫画も面白い。
後ろからパラパラしても、前からパラパラしても、パラパラ漫画として成立しているのが素晴らしい。
しっかし、雄鶏って、なんであんなに凶暴なんすかねぇ…。
こっこさんはお利口で愛嬌があるので、“こうの先生が飼ってた雄鶏はイイ子だったんかな”と思っていたら、あとがきに凶暴な雄鶏と関わってしまった過去を書いてらしたので“やっぱ、そおだよなぁ~”と納得してしまいました。
自分が小学生時代に関わってしまった雄鶏はえらいデカくて凶暴だったんですよ。
“飼育小屋のボス”というより、“牢名主”って感じでした。
ニワトリ離れしたオーラで、先生たちにも恐れられていたのです。
(ご大層なあだなもついてたんですけど、これを書くと個人を特定される危険性があるので表記を控えます)
もう、コイツのせいで生きたニワトリが大っっ嫌いだったんですけど、卒業してから数年後に彼の訃報を聞いた時は何とも言えないさみしい気持ちになりました。
あの感情は一体なんだったのやら?
今、目の前に現れても絶対可愛がることなんかできやしないのに。
こっこさん
